喜んでもらう嬉しさ”無財の七施”

喜んでもらう嬉しさ”無財の七施”
”もし、十分なお金をもっていたとしたら、皆さんは仕事をしますか?”
 
嬉しい事に”仕事をやめて遊んで暮らす”と答える方は実はほとんどおらず、”社会の役に立つ仕事がしたい””他人の役に立ちたい””感謝されるようになことをしたい”という答えが圧倒的に多くありました。
 
このように、誰しもが心の中では、他人の為に社会の為に役に立ちたいと考えているからだと思います。これは仏教における布施と同義です。
 
布施とは、慈悲の心を持って、他人に施しを与えるという事。布施行にはお金や物を施す財施、仏教の教えを説く法施、そして人から畏怖の念を取り除いてあげる無畏施があります。
 
3つ目の無畏施は、お金がない人、仏教の教えを説く事が出来ない人でもすぐにできる布施行です。
無財の七施はこの無畏施に当たる布施で、所作や言葉によって相手の不安や恐れ、苦痛を取り除き、喜びを大きくしてあげるもの。
 
無財の七施には、眼施、和顔施、言辞施、身施、床座施、房舎施があります。
 
例えば悲しいことがあって落ち込んでいる友人の話を聞いてあげること。電車の中でもう一人の人が座れるように席を詰めてあげること。重そうな荷物を持ったお年寄りに声をかけてあげる事。
 
これらは無財の七施に当てはまります。
 
普段から他人を思いやる言葉や言動を取っていると、他人が喜んでくれる事で自分の気持ちもどんどん嬉しくなってきます。
周りの人の喜びが自分自身の喜びになっていくのです。その心はおもてなしの心と同じです。
 
無財の七施のような行動ができる人は自然に品格がにじみ出て周りの人の眼にも美しく映ります。そしてその人の周りには同じような人が集まってくるでしょう。
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